子供の寝違いとは?
子供が寝違うなんてありえない、と思っている方がいらっしゃるかと思いますが大人が寝違うのと同様に小さなお子さんも寝違うことは多くあります。
深刻な病気と関係している例がありますが、ほとんどは姿勢の悪さや筋肉の硬さ、無理な体勢をしたことによる発症がほとんどです。
寝違いは頚椎という首を形作る7個の骨のバランスが崩れてしまうこと、首の周囲の筋肉が突然つったりすることによって突然起こる痛みです。
まずおすすめするのは、小児科で骨や他の臓器に異常はないか検査をしてもらうことです。
異常がなければ、筋肉の炎症であったり、傷ついたことによる痛みが最も考えられますので、整骨院では頚椎捻挫(ねんざ)として施術を行います。
ここで、注意点があります。
お子さんが寝違った際、安易に湿布を貼るなどの行為は病院で確定診断が下りるまでは控え、アイスノンで冷やすなどで抑えましょう。
なぜかというと、ある一定の病気になっている場合、首の筋肉が緊張し寝違いを起こす場合があるからです。
主に、
〇頚部リンパ節炎
〇環軸椎回旋亜脱臼
〇流行性耳下腺炎(おたふく)
〇唾液腺の炎症
〇緊張性頭痛、偏頭痛
〇無菌性髄膜炎
〇リンパの腫れ
上記の疾患になると、悪くなる過程で頚部の筋肉が緊張し寝違いを起こしやすい状態になることがあります。
ですから、首が痛いからと言って安易に処置をすることはおすすめしませんので、必ずかかりつけの小児科の先生に診てもらいましょう。
異常がなかった場合の子供の寝違いの処置はこちらでご紹介していきます。
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