寒くなってくると訴えられることが多い神経痛。
先日も神経痛については、先日お話させていただきましたが、(→神経痛①、神経痛②)
今回は肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)についてお話させていただきます。
肋間神経痛とは突然あばら骨の部分(特に下、わきばらあたりに多い)に打ったり激しい運動をしたわけでもないのに痛みが出る事、ズキッという痛みが出てしばらくすると落ち着く、このような症状が出るものです。
全体というよりは、胸や肋骨の辺りの左右どちらか片側に痛みがでることが多いです。数分立つと、症状が消えるのも特徴です。
他にも胸のあたりが痛む、チクチク刺されるような痛みなど様々な症状を引き起こすので別の臓器に異常があるのではないか、と不安になる方も多い症状です。
主に肋間神経という神経に何らかの障害、圧迫が加わって起こるものなので、もちろんこの障害が取り除かれると症状も落ち着きます。
ただ、はっきりとした原因はいまだに明確なものが示されていないので、原因となるような動きや習慣を排除していくことが症状改善に必要不可欠とされています。
〇こんな人に多い〇
◆帯状疱疹を発症した人
◆以前肋骨骨折、または肋骨損傷をした人
◆心筋梗塞、狭心症、胸膜炎などの内臓疾患がある人
◆姿勢が悪い人(神経圧迫による)
◆冷え性(血流障害)
◆突発的に忙しく、ストレスが多い
施術内容としては、
心臓などの内臓に異常がないことを確認してから、
首や肩、姿勢に異常はないかの検査をさせて頂きます。
肋間神経もやはり、背骨から枝分かれして走っている神経です。
脊柱に異常があった場合は痛める可能性もあるので、
姿勢に関するゆがみをとる治療を行います。
これは主に骨盤、背骨全体の矯正を行います。
この際に、筋肉が異常に硬くなったりしている部分は温め治療や電気治療、ストレッチなどで正常な状態に戻す施術を行います。
そして、当院ははりきゅうも取り扱っておりますので、
鍼灸師の先生の見解によってはり・きゅうを行います。
女性の患者様は必ず女性スタッフが立ち会って施術に入り、困ったことなどにもすぐ対応できる体制つくりをしておりますので、安心してご相談ください。
先にお話ししたように冬も本番となり、気温もグッと下がってくると筋肉のこわばりや寒さによる姿勢のゆがみにより神経痛は出やすくなってしまいます。
肋間神経痛は治療しないとなかなか治りにくい症状でもありますので、早めに受診することをお勧めします。
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