顎の痛み。

顎の脱臼と顎関節症についてお話します。

以前もお話したことがあるかもしれませんが、

今週来院された急患様でいらっしゃいましたのでご紹介します。

 

○キッカケ

→骨付きチキンを晩御飯で食べている最中に突然右のあごからガクンという音と共に激痛が走る

 

○症状

→口が閉じられなくなり、閉じようとすると右顎部分に激痛。

開く方向にも動かせない。

院に電話をしようとするところで、自然と少しずつ動かせるようになりお電話をいただく。

車で旦那様に連れて行ってもらう間に完全にしゃべれるようになる。

口の開閉の動作は痛みは残るができるようになった。

 

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この時、確かに骨付き肉を食べた時に右のあごは脱臼していた、と考えられます。

 

ただ、人によってはご自分の力で、または自然に元の状態に戻る方もいらっしゃいます。

そして、柔道整復師による整復を受けなければ元に戻らない方ももちろんいらっしゃいます。

 

この方は、元々顎関節症をもっていたということでしたので、顎のバランスや首や肩の痛み、姿勢も悪い状態でした。

 

姿勢が悪いと、全身の力を十分に発揮できず一部の筋肉のみに負担をかけることになります。

一見、関係なさそうですが、実は姿勢が悪いことが大きな影響を与えています。

 

今回は、ハイボルト治療(¥4320-)を行い、初診時だけで痛みは完全になくなり口の開閉動作も容易にできるようになりました。

 

あとは、今後こうならないための予防をしていく必要があります。

この方は現在3回通院していただいており、姿勢矯正(¥3240-)もさせていただきました。

今後は姿勢の改善とそれに耐えうる筋力をつけていく必要があります。

 

一見姿勢などとは関係なさそうな痛みでも大きな役割をはたしていることは大いにあります。

顎に関する症状については他にもたくさんの方が来院され人によって様々です。

詳しくご相談されたい方は院までお問い合わせください!

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