スポーツ外傷・障害
応急措置の基本『RICE処置』を覚えておきましょう!
ケガをした後の処置が早ければ早いほど、回復も早くなります。『RICE処置(ライス処置)』とは、R→Rest(安静)、I→Ice(冷却)、C→Compression(圧迫)、E→Elevation(拳上)、この頭文字をとっています。ケガをしたら、まずは患部を動かさないよう安静にし、氷や保冷剤などで患部を冷やします。冷やすことにより、悪化を防ぐ事が出来ます。その後、患部を包帯やテーピングなどを巻いて圧迫し(巻く強さは加減しましょう)、腫れや出血を防ぎ、自分の心臓よりも高い位置に持ち上げます。心臓より高い位置に持ち上げることにより、患部の出血が減り、腫れを抑えてくれます。このRICE処置をするだけでも、症状の悪化を防ぐことも出来ますので、是非実践してみてください。
スポーツでの ケガについて こんな悩みを 抱えていませんか?
- 筋肉疲労がなかなか抜けない
- 捻挫がくせになっている
- 同じ部分を何度もケガしてしまう
- 大切な試合前にケガをしてしまった
- ケガをしにくい体つくりをしたい
【スポーツ外傷・障害】の原因とは何?
スポーツ外傷とは、1回の瞬発的な外力が加わって受傷する捻挫・骨折・打撲・挫傷・脱臼などの怪我の事です。プロスポーツ選手が怪我をしたニュースなどでよく聞く、靱帯損傷や靱帯断裂などもスポーツ外傷です。
また、スポーツ障害とは、一定の動作を繰り返す事で慢性的に発生する症状の事です。いわば「使いすぎ」に起こる症状であり、放っておくと徐々に痛みが強くなってしまいスポーツ動作が困難になってしまう方も少なくありません。
過度な練習などで起こることが多いですが、小中学生などでは技術の未熟さや筋力、体力不足、柔軟性の低下などが原因のことも多いです。特に学生さんの場合は、練習メニューについていく事に集中してしまい、痛みが気づくのが遅くなったりする事もあります。
当院の【スポーツ外傷・障害】へのアプローチ
スポーツ外傷での怪我の処置・治療、スポーツ障害の改善・再発防止に努めております。
なぜ症状が出てしまったのか、原因をお伝えし、再発しないように予防することが大切です。
時には、一時的に安静が必要なこともありますが、安静にするだけで無く、出来る範囲の運動メニューをお伝えしながら早期復帰を目指します。