よく足をつるという患者様がここのところ多いので、お話させていただきます。
足に関してですが、
『つる』というのはまずどういうことでしょうか?
辞書では
ふくらはぎが痙攣して、激痛を感じるとともに思い通りに動かせなくなることを指す語。症状名としては「こむら返り」という言う場合が多い。
ネットでもこう出て来ると思います。
全くその通りなんですが、
◯スポーツをしていてつる
◯日常生活で突然つる
◯寝ていてつる
同じつるでも原因は全く違うところにあります。
学生さんが部活の練習中や試合中につるものは激しい運動によって体がミネラル不足に陥り、筋肉が痙攣してしまう。
他にも踏ん張りをきかせたタイミングで筋肉に必要以上の負担がかかるなど、これはひどくなると肉離れに発展します。
寝ていてつるものも体の中の水分不足が原因で起こることが多いです。
しかし、何もしていない日常生活でつるものは単なる水分不足では片付けられないこともあります。
各患者様に必ずチェックをしますが、
思い切り力を入れてもらってみると
筋肉にしっかり力が入っている人、
全くゆるんでいて力が入っていない人、
力が入っていても3秒ともたない人、
と様々です。
筋肉というものは、
脱力しているときは柔らかい方が質の良い筋肉と言われています。
逆に筋力があると力んだときに筋肉を固くすることができます。
これがずっと硬いままだと、
疲れやすかったりずっとこった感じがするなど痛みの症状が出てきます。
ゆるんでいる場合は、
力をいれることができていないので、
筋肉でなく前後の関節に負担をかけていて広範囲に痛みが及んでいます。
固くなっている人の対処法は、
まずストレッチを日常化させること。
それからインナーマッスルを鍛えてアウターマッスルとのバランスをとると良い筋肉に変化してきます。
ゆるんでいる場合は、
全身的に筋力をつけ直す必要があります。
そして筋肉がつきにくくなっているので、食生活からまた改善を図ります。
糖分は食べ過ぎると筋肉を分解させ弱らせる反応が出てしまいます。
ジャンクフードやコンビニごはんばかり食べていると栄養に偏りが出てしまい、質のいい筋肉を作り上げることは難しいです。
これは内蔵脂肪増加にもかかわる部分ですので、足や腕は細くても体幹部だけ太っていてなんともバランスの悪い体を完成させてしまいます。
なぜ食生活まで口出しするかというと、
どんなに頑張ってもこれが悪いとま効果半減してしまうからです。
栄養バランスが整って来ると、
栄養吸収率もよくなり、水分を取っても無駄なく補給することができるようになります。
筋肉が効率よくつくようになると、
柔軟性もつきやすくなり、
力みやすくもなります。
皆さんも自分のふくらはぎを触ってみてどんな状態かチェックしてみましょう!!
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